シンギュラリティ高等学校 SHINGULARITY HIGH School

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Dへの道、あるいはシン高と幸和の物語

2025.05.09
eSOM: Dへの道(15):新HP/パンフ草案1~家庭科から保健体育へ~

1.新HP/パンフにむけて
これからしばらくの間、この『sSOM:Dへの道』と平行して、新しいシンギュラリティ高等学校(略称:シン高)のホームページとパンフレット(略称:新HP/パンフ)を作成します。
そこでシン高の全貌が明らかになります。
新HP/パンフが出来上がるまで、『eSOM:Dへの道』はその「草案」の役目を果たします。
(注:あくまで草案ですので、新HP/パンフには反映されない場合があります。)
 
2.構築主義
シン高は、構築主義に乗っ取った共育を行います。
共育とは、ファシリテーター(シン高は先生という言葉を一切使いません)が生徒に学んで欲しいこと全てを、まず自分で学び、その経験をもとに、生徒が自分で学ぶこと(探究学習)を伴走(ファシリテート)することです。
構築主義とは、自分が作りたいもの/作るべきものをまず作り始め、構築の過程で学ぶべきことを学ぶことを言います。
こうした意味での構築主義は、探究学習と全く同じ意味です。
Q. シーモア・パパートの構築主義について詳しく教えてください:
(以後、太字はAIへの問いと回答)
シン高はこのように、AIも伴走者(ファシリテーター)として探究学習していける人間を育んでい行きます。
 
3.フローと「フローな仕事」
構築主義は、フロー(時間を忘れて没頭出来ること)を前提とします。
フローは「好きなこと」と言い換えることも出来るでしょう。
Q.シン高における全ての学びの原点であるミハイ・チクセントミハイのフローについて詳しく教えてください:
シン高においてまず生徒は、伴走者(ファシリテーター、AI)とともにフロー(自分が好きなこと)と結び付く仕事を見つけます。
これを「フローな仕事」と呼びます。
しかしこれからの時代、AIの隆盛により、多くの仕事が消失していくと言われています。
そんな中でもSDGsの169個のターゲットに関わる仕事は、成長すると言われています。
「ESG(Environment, Social, Governance)投資」という投資基準があるからです。
自分のフローとSDGs(の169個のターゲットのいずれか)との接点にある仕事が「フローな仕事」です。
「フローな仕事」にある程度目星がついたら次に、その仕事に就くためのシン高在学中に何をすべきかを選択します。
科目選択も含め。
勿論、伴走者とともに。
 
4.探求学習者としてのバガボンド
シン高は、「フローな仕事」に就き、ウェルビーイング(身体的、精神的、身体的に良好な状態)を得るための道を自分で切り拓いていける人間(探究学習者)を育成していきます。
Q. ウェルビーイングという概念について詳しく教えてください:
シン高では、「フローな仕事」への道(ウェルビーイングへの道)を「バガボンドへの道」と呼びます。
井上雄彦の漫画『バガボンド』に描かれている宮本武蔵(バガボンド)に、その道をゆく探求学習者の多くの要素が表現されているからです。
Q. 井上雄彦の漫画『バガボンド』に描かれている宮本武蔵(バガボンド)は、探求学習の理想的なロール・モデルと言えると思うのですが、具体的にどういった点でそう言えるのかを詳しく教えてください:
このようにシン高は、坂本龍一の音楽から井上の漫画まで、様々な芸術を共育に取り入れていきます。
 
5.概念を軸とした、教科のわくを越えた学び
シン高ではまず、家庭科の授業(「家庭基礎」)で、自分だけの「バガボンドへの道(「フローな仕事」=ウェルビーイングへの道)」の設計図(ロードマップ)構築を開始します。
その際にまず、構築主義(的探究学習)、フロー、ウェルビーイング、SDGs、ESGといった概念が紹介されます。
これらの概念はどれも、シン高にとって欠かせないないものです(そうした概念を重要概念と呼ぶことにしましょう)。
従って、家庭科における「バガボンドへの道」の構築開始を受けて、他教科においてもそれらの重要概念を、様々な視点から探究されます。
こうしてシン高は、構築主義の基となった構成主義における概念学習を用い、教科横断型のカリキュラムを実践していきます。
Q. ジョン・デューイの概念学習について詳しく説明してください。
Q. シン高の共育理念であるシーモア・パパートの構築主義は、ジョン・ドューイらの構成主義をもとにしているとのことですが、それについてこの二つの教育哲学の違いも含めて詳しく教えてください。
 
6.保健体育の役割
「バガボンドへの道(「フローな仕事」=ウェルビーイングへの道)」をゆくうえで、その設計図と同時に、まず構築すべきものは何でしょうか?
この質問の答えは当たり前すぎて、逆に答えられないケースがほとんどです。
答えは自分自身の身体です。
シン高は、メンバー(生徒+ファシリテーター)一人ひとりの身体を、全員がまず構築すべき最も大事な構築物と考えます。
ゆえに身体が重要概念に加わります。
シン高の「保健体育」は、バガボンドとしての自分自身の身体の構築の仕方を学ぶ場です。
このようにシン高における全ての学びは、自分で自分を、自分のウェルビーイングを達成出来る人間として構築出来るようになるために学ぶという意味での構築主義に貫かれています。
(続く)
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