シンギュラリティ高等学校 SHINGULARITY HIGH School

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Dへの道、あるいはシン高と幸和の物語

2025.05.08
Xへの道(1):僕らの夏の夢

武勲詩0
7月30日(火)、以下の投稿をXにしました:
南シナ海への中国進出を協調で抑えよ:日本経済新聞

「11月に大統領選を控える米国は内政に目が向く時期だ。中国は過去にも「力の空白」をつき、南シナ海で実効支配を強めてきた。同盟国である日本は、多国間協調を通じて米国の負担を軽減したい。」

「同盟国である日本は、多国間協調を通じて米国の負担を軽減したい」というあたりに、

の真の「立ち位置」が透けて見えますね。

新聞には二通りの読み方があります。一つは普通考えられているように、今何が起きているかを知ること。もう一つは、記事の端々から、それぞれのメディアの背後にどのような権力者たちがいるか、そしてそうした権力者たちがどのようなことを意図しているかを知ること。通常、後者は隠されており、様々なスキルを駆使して推論しなければなりません。そして、そのスキルとともに「二番目の読み方」が出来るようになれば、普通に読んだら退屈極まりない日経のような新聞も、どんなフィクションよりも面白く、しかも自分の将来を考えるうえで真に必要な知識を得ることが出来ます。

)では、第一線で活躍する学者やジャーナリストからのサポートとともに、「

」を身に着けることが出来ます。

三菱自、ホンダ・日産と合流:日本経済新聞

の3社が手を組む背景には、100年に1度と言われる

の大転換に対する危機感があった。

に向けてエンジン車から

シフトが進むなか、新興勢力が台頭し日本勢が出遅れている。」

日本の戦後の復興の歴史は、

そのものの歴史と言えます。それが「100年に1度と言われる…大転換」、「危機」を迎えているという。となると、自動車業界の動向は、

)の生徒を取り巻く現状と未来の「鏡」ということになります。

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後の#広島 の復興の柱である

は、この「日本の戦後の復興の歴史=自動車業界の歴史」の象徴と言えます。つまりマツダを知れば、

を待ち受ける世の中の「今」と「未来」が見えて来るはずです。

今日の新聞をうっかり家に置いてきてしまい、今日のXは昨日の新聞から記事二つ。
東シナ海問題と自動車業界。
これが柄谷さんの言うXとどう関係するのか?
まず東シナ海の現状が、嘗ての満州と酷似しているということが重要です。
こうした視点は、ウォルター・ラフェーバーの『日米の衝突:ペリーから真珠湾、そして戦後』をもとにしています。
東シナ海問題が「現代の満州」だとするとそれは、第二次世界大戦(太平洋戦争)、そして核兵器の使用に繋がるという可能性が大きいことになりますね。
一見平和な日本にいると、なかなかそれを想像することは難しいです。
しかし様々な歴史の記録を紐解けば、戦争勃発前夜、否、戦時中でさえ、多くの人々が今の我々とさほど変わらぬ日常を過ごしていたことが分かります。
そして危機は知らぬ間に忍び寄り、いきなり破壊となって私たちを襲います。
そうなったら、プロジェクトの実現どころではなくなってしまいます。
もしかしたらそれを契機に一挙に実現されることなんてこともあるかもしれませんが
けれど、それを行うのは僕らではない可能性が大きい
僕らは破壊によっていなくなってしまうかもしれないのですから
僕はDの実現に参与したいので、それは困る
と言うわけで、満州問題から原爆投下に至る歴史の反復は阻止しなければなりません
論理的に言って、それがプロジェクトを遂行するうえで最優先事項の一つとならなければなりませんね
とは言え、それは簡単なことではありませんよね
前回は阻止出来ませんでした
従ってAIも答えを与えてくれません
現在開発中の脳型AIないし汎用人口知能(AGI)でもない限り、まだ未知の課題には対処出来ないらしいですから
<Deep Tech 技術の地平>脳型AIで限界突破
理研など、データ枯渇に対応 自ら学び未知の課題対処
まだまだ本物の人間の脳に頑張ってもらわなければなりません
一人の脳では「歴史の反復」を防ぐことは出来なさそうです
しかし、沢山の脳が一緒になって頭を捻れば僕は、歴史の反復を防ぐことは可能だと信じています
そう信じるよう、山下達郎の曲「僕らの夏の夢」が僕を鼓舞します
心と心を重ねて
僕らは夏の夢を見る
手と手を固く結んだら
小さな奇跡な生まれる
僕らの奇跡が生まれる
真夏の奇跡が…
この曲は細田守監督による映画『サマーウォーズ』の主題歌です
シン高生は、この映画の主人公達のように、戦前と似た僕らにとっての今から、前回とは違う新しい歴史をみんなで紡いでいきます
零戦が空を飛ぶ 遥かな時代から
僕らがここで出会えることも きっと決まってた
幾千の愛の記憶を
僕らは辿って行こうよ
とこしえに君を守るよ
僕らの歴史が始まる
(山下達郎「僕らの夏の夢」より)
こんなふうに、「僕ら(シン高生)の物語」である「Xへの道」は、その大切な部分の多くが、歌の世界や映画やドラマ、そして小説で構成されています
シン高生は、フィクションやバーチャルとリアルの間を行ったり来たりしながら、「僕らの夏の夢」としてのXを実現します
それにしても「X」とは何なのでしょうか?
(続く)
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