お知らせ
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2025.10.27
お知らせ
ソーシャルビジネス科の新設および一般社団法人アンカーとの提携について
シンギュラリティ高等学校は、2026年度より、高等学校としては日本初となるソーシャル・ビジネス科を設けます。それに伴い、一般社団法人アンカーと提携いたします。
ソーシャル・ビジネス(SB)とは、利益最大化だけではなく、社会課題の解決などソーシャルインパクトを主目的とし、ビジネスの手法や枠組みを用いてその目的を達成する事業のこと。人口減少、大規模災害の増加などを理由にSBは、日本を含め世界的にニーズが増加しています。本校は、近年、探究学習の導入により教育の主流になりつつある「課題解決型学習(Problem-Based Learning)」をさらに一歩進め、SBをテーマに探究や実践をカリキュラムに全面的に取り入れ、課題発見視点での社会の仕組みと、ビジネス・スキルの両方を学び、現実社会で実際に役に立つ能力・資質を培う専科を設立します。
SB科は、積極的に企業や行政機関と連携することにより、地域社会が現実に直面する課題を見出します。そして、その解決に向けて、生成AIを駆使した学習により、ビジネスの手法とデジタル・テクノロジーの両方を活用し、持続的に社会課題解決を行える人材を育成していきます。このように、DXハイスクール採択校である本校は、AIをはじめとするデジタルテクノロジーを、より良い社会の構築のために活用出来るようになるための授業を行っていきます。
SB科の新設に伴い、一般社団法人アンカーと提携し、協働で同科を運営していきます。アンカーは2018年(法人設立は2021年8月)より、社会課題やキャリア教育をテーマとした探究支援活動を、横田浩一慶応義塾大学大学院特任教授と大学生が中心となり全国の中高にて活動を行ってきました。本校は、同法人との提携に伴い、SB科と連動する形で2026年度より、「キャリア教育プログラム」を新設します。フィンランドのキャリア教育の要素を取り入れる同プログラムを通して、高校在学時の早い段階から、具体的なキャリア設計を行っていきます。